(レポート)【東京】LINE Thingsハンズオンに参加してきました  #LINE_API #linethings

(レポート)【東京】LINE Thingsハンズオンに参加してきました #LINE_API #linethings

Clock Icon2018.12.01

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こんにちは、Mr.Moです。

LINE Developer Day 2018でも発表のあったLINE Thingsのハンズオンがさっそく開催されましたので参加してきました。
すごい人気でイベントページが公開されてから募集枠があっという間に埋まっていましたね。
https://line.connpass.com/event/109322/

LINE Things とは

コチラの記事にも説明が記載されています。

LINE Things とは、Bluetooth LE に対応した IoT デバイスを LINE のアプリ上で接続し Bot や Web サービスと連携することができるプラットフォームです。

既存のLINE BeaconサービスでもBLE通信はできていたが、それをさらに発展させたサービスがLINE Things。
宅配ボックスの解錠やセンサーデバイスから自動で値を取得といったことなどなど、LINEアプリで実現できることを想定している。
通常、BLEを使うにはプロダクトで専用のアプリケーションを作る必要があった、そこをLINEアプリでBLEが利用可能になるのがLINE Thingsのコンセプト。
LINE Thingsでは既存サービスのMessaging APILIFF を拡張する形でBLE通信を利用できるようにしている。

LINE Things機能

LINE Thingsで提供される機能は下記の3つ。

  • デバイス連携機能
  • LIFF BLE
  • 自動BLE通信(まだリリースされていない)

デバイス連携機能とは

LINE Thingsと連携できるデバイスの登録とか管理を行う。スマホとデバイスのペアリングを行ったり、LINE Things LINEへの登録などを行う。

LIFF BLEとは

WebアプリでLINEの機能をいくつか使えるLIFFにBLE機能を追加したもの。デバイスと連携し値の取得などが可能になる。 BLE通信はBLE native componentで行っているが、開発者はLIFF SDKを介してBLEのコアな部分を意識せずに提供されるjavascriptの関数を使うだけでBLE機能を使うことができる。

なお、データアクセスへの方法は下記の3つが用意されている。

  • Read
  • Write
  • Notify

Readはデバイスからの値取得を行い、Writeはデバイスに値の書き込みを行う。Notifyはデバイスから任意のタイミングで値を取得する。pub/subのイメージで値が変化したタイミングで値が通知される。

自動BLE通信とは

現時点ではまだリリースされていない機能。 LINEアプリとデバイスがユーザの操作無しで自動的にBLE通信が行えるもの。 来年の早い時期にリリース予定。

Let's ハンズオン!

あとはコチラのハンズオン資料に従って各自で作業していきます。

今回は時間も限られているのでお家に帰ってもLINE Thingsの開発ができる状態になるところまでを目指します。

ちなみに、今回のハンズオンではLINE Things Developer Trialを使います。制限はありますが、開発で色々試すのに便利そうです。無料です!      

素晴らしいハンズオン資料に助けられながらを作業をひととおり追えると・・・
無事Lチカできました!

自分がはまったところ

  • ArduinoIDEで正式なポートが認識されていなかった(Macの システム設定 -> セキュリティとプライバシー -> 一般タブ -> 許可を求められているので許可する)
  • 今回作成したLINE Botと友達になっていなかった
  • ESP32-DevKitCがブレッドボードにちゃんと差し込めていなかった(意外と固いので奥まで入っていなかった)

まとめ

IoTデバイスとLINEアプリを組み合わせることで、LINEアプリから様々なデバイスをBLEでコントロールできるのは良いですね。 また、LINE ThingsによりIoTデバイスとLINEのサービスを組み合わせた新しいサービスも生まれていきそうな気がしています。
また、LINEのプラットフォームを使うことでBLE専用のスマホアプリ開発はしなくてすみますし、無料のDeveloper Trialが用意されているのも嬉しいですね。LINEの知名度の高さを活かしてプロダクト説明の場なども話が早く進みそうです。

今後もLINE Thingsのハンズオンやイベントなどを計画されているとのことで、今回参加されていない方も是非参加してみてはいかがでしょうか。

なお、今回ハンズオンで配られたデバイスですが、なんと参加者に無料でプレゼントされました。LINEさんありがとうございます!ありがとうございます!!

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